英語が出来るようになりたいと思う方は多いはずです。
しかし、「英語が出来る」とはどのような状態を指すのでしょうか?
語学の基本
・聞く
・話す
・読む
・書く
これらは英語が出来るようになる目的により、目指すべきレベルが異なりますし、効果的な勉強方法も変わってきます。
今回は日常会話を覚えたい方向けに、おすすめの勉強方法をご紹介します。
日常会話を覚えるとできること
・海外旅行先をよりディープに楽しめる。
・外国人の友達と話が出来て、価値観が広がる。
・アメリカドラマをネイティブのニュアンスで楽しめる。
私は中学2年生までアメリカ ニューヨークで過ごし、帰国後に社会人留学もしました。
英語が出来たことで、日々の情報収集から考え方まで、プラスになることが多かったため、ポイントをご紹介したいと思います。
日常会話のおすすめ勉強方法【聞く】
言葉を覚えるときに赤ちゃんは、親の話していることを聞いて真似します。
言語を覚えるうえでのファーストステップは聞くことです。
特に日常会話においては聞く力の優先順位は最も高いです。
相手が何を言っているかが分かれば、たいていのことはYes かNoで答えられるからです。
私は日本語は「となりのトトロ」を見て覚えました。
そして英語はアメリカのNickelodeonの「Ragrats」というTV番組を見て覚えました。
聞くことに加えて見ることで、より理解度が高まるのです。
おすすめの勉強法は以下です。
映画を見る
映画は日常会話を覚えるのに最適です。
なぜなら、話題の映画や定番の映画はそれだけで話のネタになるからです。
子供と接する場合が多い方はDisney映画がお勧めです。
内容を知っている作品だと、吸収がより速くなるからです。
アメリカドラマを見る
話のネタになるのは映画と同様です。
ドラマのセリフなどは、日常生活でもかなり引用されますので、知らないと話についていけないときもあります。
逆に知っていれば、「英語は苦手だけど面白いやつ」と認識されます。
Game of Thronesなどはよく引用されますね!
洋楽を聴く
もし洋楽好きであれば、そのまま好きな曲の歌詞を聞いて歌えばいいと思います。
特に好きな音楽が無ければ、ビートルズなどの定番を聴きましょう。
この時のポイントは演奏ではなく、歌に注目することです。
日常会話のおすすめ勉強方法【話す】
独学で学ぶのが難しいのが話すことです。
何故なら相手が必要だからです。
英語を話せる友人がいたら、その方に力を借りましょう。
よく英語を学ぶには、英語圏出身の恋人を見つけるのが速いと言いますが、これは事実だと思います。
「聞く」で紹介した、映画やドラマのお気に入りのセリフをシャドーイングするのも発音の練習には効果的ですが、実際の会話では、自分で何を話すか考えなくてはいけません。
聞いて理解することと、自分の言葉で話すことの間には、大きな壁があります。
なのでこの部分に関しては、レッスンを頼ってもいいかもしれません。
無料のレッスンもあるため、話すこと特化して受講するのは効率的だと思います。
日常会話のおすすめ勉強方法【読む】
英語を読む力は、日常生活での優先順位は低いです。
とはいえ旅行を計画する際や、海外の情報収集をする際は英文を目にするはずですので、不要ではありません。
むしろここでは本や新聞を読むためではなく、何を言っているか「聞く」ことと並行して、英単語を覚えてしまいましょう。
最も有効なのは映画やドラマを英語字幕で見る方法です。
日常会話に必要な英単語の参考書としておすすめはこちらです。
日常会話のおすすめ勉強方法【書く】
英語を書く力は、日常生活での優先順位としては最も低いです。
しかしSNSなどをする機会があれば、独特の絵文字や表現に迷うはずです。
例えば文章の後ろにくるこれ :)、もしくは lol はわかりますか?
これらはSNSやメール等で利用される表現ですが、知らなければ全く分かりません。
日常会話としては、英単語に加えこういった内容も覚えておくといいでしょう。
Emoticonsの例
emoticons | 意味 |
:) | Happy |
:( | Sad |
;’-( | Crying |
ネットスラングの例
意味 | 日本語 | |
lol | laughing out loud | 笑 |
ASAP | as soon as possible | なるはやで |
btw | by the way | ところで |
jajaja | ha ha ha | 笑 (スペイン語圏の人はjをhと発音するため) |
OMG | Oh my God | オーマイガー |
xoxo | Hugs and kisses | 大好きだよ(家族や友人に対しても) |
まとめ
日常会話においては、英単語の学習と並行して、映画やドラマを英語で見ることが最も近道です。
日本はエンターテインメントも充実しており、英語が分からなくても、日本語の映画・ドラマ・音楽だけで十分に楽しめます。
しかし、自国の言語での楽しみが少ない国の人は、アメリカの映画や番組を見て楽しむため、自然と日本人よりは英語が堪能になるのです。
日本のテレビが国内の外国人をインタビューする際に、ほとんどが英語圏の人ではありませんが、ちゃんと英語で受け答えしています。
裏を返せば、日本人もアメリカのコンテンツをもっと見るようになれば、日常会話くらいの英語は身に付けることは可能ということです。
話す機会が多い方のみ、英語のレッスンを検討してみてはいかがでしょうか?