新型コロナウイルスによるパンデミックの終息は、ワクチン接種が進んだ今も、まだに見えてこない状況です。
こうした状況の中で、影響が大きいのが教育現場だと思います。
社会人にとってのパンデミックによる2年間は40年のうちの2年ですが、4年制の大学生にとっては半分です。
パンデミックにより学んだことは多くあると思いますが、制限されたこと活動が計り知れないのも事実です。
特に海外留学はかなり制限されています。
文部科学省のデータでも海外留学する大学生も増加傾向にありましたが、2020年、2021年は大きく落ち込むことが予想されます。(データは2019年までしかありませんでした)
留学期間別留学生数の推移
おそらく新型コロナウイルスの終息後も、いきなり2018年度の水準まで戻るのは難しいでしょう。
4~5年の期間で、本来だったら留学していた学生たちが、留学できていない状況は今後の日本の経済にとっても、喜ばしいことではありません。
これにより、現在英語が話せる人とパンデミックの間に国内で独学で英語を磨いた人の希少価値は上がることが予想されます。
英語の重要性
英語を学ぶことは、特に日本においては価値があります。
学生
早く始めることが出来れば、早く始めただけメリットがあります。
幼少期に英語を身に付けることが出来れば、その後の学校の科目の1つを勉強する必要がなくなります。
受験科目のうち1つを勉強しなくていい分、時間をほかの科目にあてることが出来て効率的です。
大学受験でも英語という得意科目を持つことに加え、苦手科目も効率的に勉強できるため、志望校のランクを上げることが出来るでしょう。
そうなると、大学で交流を持つ人脈もランクが上がり、大学名を気にする新卒一括採用の日本企業でも有利に働きます。
今の日本のシステムがいいとは思いませんが、英語ができることで受けれる恩恵は非常に大きいです。
社会人
社会人になっても英語は役に立ちます。
外資系企業や海外転勤がある企業で日常的に英語を使う場合はもちろんですが、普通の日本企業に勤めて、海外旅行以外は英語を使わない環境でも役に立ちます。
理由はインプットが英語でできるからです。
日本の社会では常識ですが、アメリカの先端技術が日本に輸入されてくるまでに時差が5年程度あります。
であれば、アメリカの情報を日常的にキャッチしておけば、日本でどのような社会の変化が起こるかの予想の精度が上がります。
国内で学ぶ方法
英会話スクール
基本的には日常会話での英語を学ぶ際には、映画などを見ることをお勧めしています。
英語が苦手でない方は、いきなり映画やドラマの視聴から入ってもいいと思いますが、もしゼロからといった方でしたら、大手の英会話スクールで基礎的なことを学ぶのもいいと思います。
何故なら英語はインプットとアウトプットの両方が必要で、独学の場合アウトプットが不足してしまうからです。
レアジョブ英会話Youtube
最近は「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」がはやっています。
そこでおすすめなのがCrash Courseです。
Crash Courseは短期講習のような意味で、アメリカの教育系Youtubeのランキングの中でも常に上位にいます。
英語は上級者向けになるかもしれませんが、まるでアメリカの学校に通っているかのように学ぶことが出来ます。
ジャンルも幅広く
- AI
- Anatomy(解剖学)
- Astronomy(天文学)
- Big History(古代史)
- Biology(生物学)
- Entrepreneurship(起業)
- Business(ビジネス)
- Chemistry(化学)
- Computer Science(コンピューターサイエンス)
- Ecology(生態学)
- Economics(経済学)
- Engineering(工学)
- European History(ヨーロッパ史)
- Film Studies(映画)
- Games(ゲーム)
- Government(政治)
- History of Science (化学の歴史)
- Intellectual Property (知的財産)
- Literature (文学)
- Media Literacy (放送倫理)
- Mythology (神話)
- Navigating Digital Information (デジタル情報解説)
- Philosophy (哲学)
- Physics (物理)
- Pshycology(心理学)
- Sociology (社会学)
- Statics (統計学)
- Study Skills (勉強スキル)
- Theater (劇場)
- U.S.History (アメリカ史)
- World History (世界史)
日本でも教育系Youtuberが最近人気ですが、アメリカとは規模と本気度が違います。
アメリカの教育系のYoutubeは本当に質が高いですね。
まとめ
留学や転勤で海外で暮らしたことのある人は、語学以外にも非常に多くのことを学びます。
しかし基本は言葉であることに間違いありません。
パンデミックが終息し、あらゆる需要に供給が追い付かなくなる状況が想定できますが、バイリンガル人材はそのうちの一つだと思います。
今のうちから勉強し、日本経済の役に立つ準備をしておきたいと思います。