- 英語を学びたいと毎年思っているが長続きしない
- 参考書を買っても最後まで終わらない
- 英語学習がつまらなく、苦痛
このような方は多いのではないでしょうか?
結論、英語はエンターテインメントのコンテンツを見ながら楽しく覚えるのが一番です。
なぜなら、本来会話レベルの語学は、教科として学ぶものではなく、日常で自然に覚えるものだからです。
そのためには、英語を日常生活に取り込む必要があります。
それには、英語の映画、ドラマなど自分が楽しめるものを継続して見続けるのが最も効果的です。
小・中学校の頃、4年間アメリカのニューヨークで過ごしました。
社会人でも再びニューヨークに留学した経験から、英語の重要性、勉強方法、英語圏の文化などを記事にしています。
海外映画・ドラマ視聴勉強法
BTSのリーダーRM(キム・ナムジュン)は、英語圏に住んだ経験はないものの海外ドラマを見て英語を勉強したとアメリカの番組のインタビューで答えています。
BTSといえば、国連でスピーチをしているのが有名ですが、これはもはやネイティブです。
しかし彼だけが特別なのではなく、海外の英語を第2言語で勉強している人にとって、最近はこれが定番の勉強方法です。
私が社会人になってニューヨークに留学している時も、英語は勉強中のはずなのにやたらとスラングを知っている参加者はたくさんいました。
聞くとほぼ全員英語のドラマを見て勉強していました。
具体的な勉強手順
- 日本語字幕でみる
- 英語字幕で見る
- 字幕なしで見る
- 気に入った個所のセリフを覚えてモノマネをする
日本語字幕でみる
日本語字幕で見ることの目的は、まずは話の内容を理解することです。
しっかりと話を理解することで、後に英語で見ていくときにセリフや単語の意味の予測が立てやすくなります。
英語字幕で見る
英語字幕で見る意図は、話している言葉と単語を一致させるためです。
慣れてくると、字幕を見ている時にすでに単語の予測が立っていると思いますので答え合わせの意味合いもあります。
字幕なしで見る
字幕なしで見るときは、耳で聞いたセリフを自分で復唱してみましょう。
字幕なしで見る意図は、字幕があるとどうしても自然と目で字幕を追ってしまいます。
気に入った個所のセリフを覚えてモノマネをする
最後に、気に入ったシーンや主人公がよく言うセリフをモノマネしましょう。
モノマネする意図は、発音のトレーニングです。
また、発音以外にも使用シーンによってイントネーションが変わるフレーズもあるため、その練習にも最適です。
ジェスチャーを交えて、練習することで、実際の会話がより自然になります。
英語の映画
私がアメリカで相手の言ってることが何となくわかる様になったのが、「ネコロディオン」という現地のアニメチャンネルの「ラグラッツ」という番組を見ている時でした。
ラグラッツは親の目を盗んで、赤ちゃんたちが冒険をするというストーリーですが、赤ちゃんなのでしゃべっている内容がとても簡単でした。
ある日突然
「あれ、意味わかるじゃん!」
というタイミングがきました。
理解するまでに一度も日本語に翻訳していないため、英語を英語として学ぶことができます。
通訳には向きませんが、
会話においていちいち英語⇔日本語を行ったり来たりしてては全然ついていけません。
まず最初は話を知っているDisney映画を英語字幕で見るのがいいでしょう!
【公式】Disney+(ディズニープラス) 日本|入会はこちら (disneyplus.com)
なぜDisneyなのか?
なぜならDisneyは世界中の子供が見ているからです。
日本は大変恵まれている国で、自国のエンターテイメントがあります。
しかし世界には自分の国の言語でアニメが見れない子供たちがたくさんいます。
Disneyは世界中で見られていますし、大人になってからもパロディーなどで使われ、ある種の共通言語になっているため一石二鳥です!
子供と一緒にDisney映画を見返してみてはいかがでしょうか?
うちの子も心なしか発音は少しだけいいような…
そして、英語を学ぶにはインプットとアウトプットが重要です。
日ごろから英語字幕でのインプットを増やし、実際に人に英語で話してみると、格段に定着します。
私もアメリカ在住時は、週1で家庭教師に教わっていました。
今思えば、学校や、テレビなどでのインプットの後に気になった点を確認できたりする環境が良かったと思います。
今だとオンラインで優秀なプログラムもあるので、日本にいながら質の高い学習ができると思います。
こどもマンツーマン英会話【GABAキッズ】英語でアメリカドラマを見る
英語圏に留学する際、仕事で渡航する際の英語の勉強にはドラマがおすすめです。
実際の会話のシーンがイメージできるため非常に実践的な英語が自然と身に付きます。
そしてあなたの興味のあるジャンルのドラマだと、何より見ていて楽しいので長く続けることができます。
英語圏以外の国の人も、自国のエンターテイメントが物足りないためアメリカドラマを見て育ち、結果的に英語が上達してる人が多いです。
以下では英語を勉強するために適した、タイプ別のドラマをご紹介します。
Friends
Friendsは、アメリカ合衆国のNBCで1994年から2004年にかけて放送されたテレビドラマです。
いわゆるジェネレーションX世代である「社会に出てもなかなか大人になれない」登場人物たちの、都会的なライフスタイル、友情や恋愛を描いたコメディです。
1994年9月22日にアメリカのNBCテレビで放送を開始して以来、瞬く間に世界に広がりました。2004年5月6日にアメリカでシーズン10の最終回を迎え、このときのアメリカでの視聴者数は5250万人にものぼりました。
このドラマのおすすめポイントはズバリ、「みんな見ている」という点です。
これ以降のドラマや映画でかなり、Friends内の登場人物やセリフについての引用があり、内容を知っていると2倍楽しめます。
もし留学等で友達を作る際は、内容を知っていると打ち解けやすいです。(30代以上向けかもしれません…)
日本人はシャイというステレオタイプがあるため、Friendsの話題でcoolな集団の仲間入りをしましょう!笑
Gossip Girl
Gossip Girlは、2007年9月19日から2012年12月17日までアメリカThe CW系列にて全6シーズン(全121話)が放送されました。
ニューヨークの上流階級の女の子とブルックリンに住む貧乏少年のラブストーリーを中心に、刺激的なマンハッタンの貴族の世界とSNSに翻弄される若者の暮らしが描かれています。
このドラマのおすすめポイントは立ち振る舞いとファッションです。
アメリカではファッションのTPOやマナーがかなり重要視されます。
ドレスコードのあるレストランも多くパーティも普通に多いです。
そのためアメリカでは小学校からダンスパーティーが学校主催で開催されます。
社交場での立ち振る舞いについて、アメリカ人は学ぶ機会がありますが、日本はないですよね?
ドレスコード有りのレストランに行く際や、ちょっとしたパーティーに行く際にファッションに困ったらGossip Girlを見て学びましょう!
ニューヨークのスタイリッシュなインテリアなどにも注目です!
SUITS
SUITSは、アメリカ・USAネットワークで2011年から2019年まで放送されていたテレビドラマです。(全シーズン9)
2018年にはフジテレビで日本版が放映されていたのでご存じの方も多いのではないでしょうか?
原作はマンハッタンの大手法律事務所を舞台に敏腕弁護士と無資格の天才がタッグを組み、次々と問題を解決していく内容となっています。
SUITSはビジネスで英語を学んでいる方にお勧めです。
メインの舞台がオフィスなので、会話もビジネス英語が中心です。
電話の応対、商談の始め方、交渉事、怒りの表現などがそれぞれにおいてスタイリッシュな表現がされています。
また弁護士事務所が舞台ということもあり、聞きなれない法律用語も学ぶことが出来ます。
個人的にSUITSが一番ためになったと思っています。
まとめ
英語の勉強にはアニメやドラマなどのエンターテインメントが効果的です。
紹介したドラマのほか“The Game of Thrones”などもかなり世界的に人気で、上述したSUITSにも頻繁に引用されていますが、英語の勉強?とは少し結びつかないので割愛しました。(とてもグロテスクなので注意が必要です。)
ドラマでの英語の勉強は中級レベルかと思います。
いくつかシーズンがあるドラマはだいたい舞台と登場人物が同じで、使用される英語もワンパターンの場合が多く覚えやすいです。
お気に入りの人物を見つけ、口調を真似てみましょう!
様々なドラマが見れるアマゾンプライムビデオはかなりおすすめです。
Amazonプライムビデオ会話主体ではなく、しっかりとビジネスで通用する英語を学習したい方は、目標にするべき各種テストや、英会話スクールのご紹介をこちらの記事でしていますので、合わせてご覧ください。